メールについて

メールについて

メール機能を使う前に必要なメールアカウントの設定やメールソフトの設定方法を説明します。
また、メールを使うために知っておくと便利な方法についても説明します。
メールアカウントの設定
自動応答メールの設定
メールの転送設定(1ヶ所転送)
メールグループの設定(複数転送)
メーリングリストの設定
SPAMフィルタの設定
WEBメールの利用
メールアカウントのパスワード再設定

メールアカウントの設定

メールアカウントの作成


メールアカウントは、お客様自身で作成、追加することができます。
ドメイン管理者としてサイト管理画面にログイン後、「メール」の「メールアカウントを作成する」アイコンをクリックします。
01_manual03_1
メールアカウントの作成画面が表示されます。
枠線で囲まれた項目に入力し、[次へ]ボタンをクリックします。
02_manual03_1

項目 内容
メールアカウント名 作成したいメールアドレスの@から前の部分を入力します。
新しいパスワード 上記メールアカウント名に対するパスワードを入力します。
(メールアカウント名と同じ文字列を含まない、5文字以上の半角英数字のみ)
パスワードの確認 確認のため、新しいパスワードをもう一度入力します。
メールボックスクォータ サーバメールボックスにメールを保存することが可能な最大容量を設定できます。
(初期設定は無制限)

 
Dr.Webアンチウイルスプリファレンス画面が表示されます。
ご希望のウィルスチェック形態を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
03_manual03_2

留意事項
本ウィルスチェックサービスは、ウィルスメールの完全排除を保証するものではありません。
ウィルスの排除をより確実にするには、お客様のパソコンにウィルス駆除ソフトをインストールして併せてお使いいただくことをお勧めします。

 
SPAMフィルタ画面が表示されます。
「SpamAssassin設定」にチェックを入れ、[完了]ボタンをクリックします。
04_manual03_4
※詳細は「SPAMフィルタの設定」を参照して下さい。
 
 
メールソフトの設定


ATWインターネットサービスでは、メール送受信でのセキュリティの強化、および迷惑メールなどの対策として、SMTP認証方式を採用しています。
SMTP認証方式の設定方法は、メールソフトによって異なります。以下に説明するMicrosoft Office Outlook 2007、Apple Mail以外のメールソフトについては、オンラインマニュアルを参照してください。
 
 
Microsoft Office Outlook 2007


サーバへ接続するための、新規アカウントを設定します。
Microsoft Office Outlook 2007を起動し、「ツール」メニューの「アカウント設定」をクリックします。
05_manual03_5
アカウント設定画面が表示されます。
[新規]ボタンをクリックします。
06_manual03_6
新しい電子メールアカウントの追加(電子メールサービスの選択)画面が表示されます。
「Microsoft Exchange、POP3、IMAP、またはHTTP」を選択し、[次へ]をクリックします。
07_manual03_7

お客様の環境によっては、新しい電子メールアカウントの追加(電子メールサービスの選択)画面ではなく、以下のように表示されることがあります。

  • Outlook2007スタートアップ(メールアップグレードオプション)画面が表示された場合は、「アップグレードしない」を選択し、[次へ]をクリックしてください。
  • アカウントの設定(電子メールアカウント)画面が表示された場合は、「はい」を選択し、[次へ]をクリックしてください。

 
新しい電子メールアカウントの追加(電子メールサービスの選択)画面が表示されます。
「サーバー設定または追加サーバーの種類を手動で構成する」にチェックを入れて、[次へ]ボタンをクリックします。
08_manual03_8
新しい電子メールアカウントの追加(電子メールサービスの選択)画面が表示されます。
「インターネット電子メール」にチェックを入れて、[次へ]ボタンをクリックします。
09_manual03_9
新しい電子メールアカウントの追加(インターネット電子メール設定)画面が表示されます。
各項目に入力し、[詳細設定]ボタンをクリックします。
10_manual03_10

項目 内容
名前 差出人の名称を入力します。「御社名」+「社員名」が一般的です。
電子メールアドレス 利用するメールアドレスを入力します。
受信メールサーバー サーバ設定情報の受信サーバ名を入力します。
送信メールサーバー サーバ設定情報の送信サーバ名を入力します。
アカウント名 メールアドレス全てを入力します。
(例:sample@digitalink.ne.jp)
パスワード 上記メールアドレスのパスワードを入力します。

 
インターネット電子メール設定画面が表示されます。
「送信サーバー」のタグをクリックし「送信サーバー(SMTP)は認証が必要にチェックを入れ、受信メールサーバーと同じ設定を使用する」を選択します。
10_manual03_10
OP25Bの設定を行います。
「詳細設定」タブをクリックし、「送信サーバー」欄を「587」に変更し、[OK]ボタンをクリックします。
12_manual03_12
新しい電子メールアカウントの追加(インターネット電子メール設定)画面に戻ります。
[次へ]ボタンをクリックします。
13_manual03_13
新しい電子メールアカウントの追加(セットアップの完了)画面が表示されます。
[完了]ボタンをクリックします。
以上で新しいアカウントの設定は完了です。
 
 
Apple Mail


Apple Mailを起動し、「Mail」メニューの「環境設定」をクリックします。
14_manual03_14
アカウント画面が表示されます。
画面左下の[+]をクリックします。
15_manual03_15
新しいアカウントを作成する画面が表示されます。
アカウント情報を入力し、[続ける]ボタンをクリックします。
16_manual03_16

項目 内容
アカウントの種類 「POP」を選択します。
アカウントの説明 わかりやすい説明をつけます。
氏名 差出人の名称を入力します。「御社名」+「社員名」が一般的です。
メールアドレス 利用するメールアドレスを入力します。

 
受信用メールサーバ画面が表示されます。
受信用メールサーバの設定をし、[続ける]ボタンをクリックします。
17_manual03_17

項目 内容
受信用メールサーバ サーバ設定情報の受信サーバ名を入力します。
ユーザ名 メールアドレス全てを入力します。
メールアドレス 上記メールアドレスのパスワードを入力します。

 
送信用メールサーバ画面が表示されます。
送信用メールサーバの設定をし、[続ける]ボタンをクリックします。
18_manual03_18

項目 内容
送信用メールサーバ サーバ設定情報の送信サーバ名を入力します。/span>
認証を使用 チェックを入れ、認証を有効にします。
ユーザ名 メールアドレス全てを入力します。
メールアドレス 上記メールアドレスのパスワードを入力します。

 
アカウントの概要画面が表示されます。
表示されている設定内容を確認し、[続ける]ボタンをクリックします。
19_manual03_19
設定結果画面が表示されます。
[終了]ボタンをクリックします。
20_manual03_20
アカウント画面に戻ります。
新しく追加されたアカウントを選択し、右下の[サーバ設定]ボタンをクリックします。
21_manual03_21
設定画面が表示されます。
設定を変更し、[OK]ボタンをクリックします。
22_manual03_22

項目 内容
サーバのポート 「587」と入力します。※
SSL(Secure Sockets Layer)を使用 SSL(Secure Sockets Layer)のチェックは入れないでください。
認証 「パスワード」を選択します。
ユーザ名 メールアドレス全て入力します。
パスワード 上記メールアドレスのパスワードを入力します。

 

当操作は、お客様ご契約のインターネットサービスプロバイダがOB25B(Outbound Port 25Bloking対策)を実施している場合のみ必要です。
該当しない方は手順10へ進んでください。

 
設定画面を閉じ、実際にメールの送受信を行って確認します。
 

自動応答メールの設定

ドメイン管理者としてサイト管理画面にログイン後、「メール」の「メールアカウント」アイコンをクリックします。
23_manual03_23
メールアカウント画面が表示されます。
自動応答を行いたいメールアカウントをクリックします。
24_manual03_24
選択したメールアカウントの画面が表示されます。
「自動応答」アイコンをクリックします。
25_manual03_25
メール自動応答画面が表示されます。
「新しい自動応答の追加」アイコンをクリックします。
26_manual03_26
自動応答の作成画面が表示されます。
枠線で囲まれた項目に入力し、[完了]ボタンをクリックします。
27_manual03_27

項目 内容
有効な自動応答 自動応答のON / OFFの切り替えを行います。
自動応答名 任意の名前を入力します。
受信メールの転送先アドレス 受信したメールを転送したい場合に設定します。
指定ワード 常に自動応答するか、または本文、件名に指定したワードがある場合にのみ自動応答するかを指定します。
返信の件名 自動応答されるメールの件名を指定します。
返信先アドレス 自動応答に返信したとき、ここで指定したメールアドレス宛に転送されます。その場合、自動応答はされません。
返信テキスト 自動応答の本文を入力します。
同一アドレスへの返信上限回数 一日に送られる同一メールアドレス宛の自動応答の回数を制限します。
保存 自動応答が記憶する固有のメールアドレスを制限します。

 
「スイッチオン」アイコンをクリックします。
アイコン表示が「スイッチオフ」でスイッチオンの状態ですので、ご注意ください。
28_manual03_28
 

メールの転送設定(1ヶ所転送)

ドメイン管理者としてサイト管理画面にログイン後、「メール」の「メールアカウント」アイコンをクリックします。
メールアカウント画面が表示されます。
転送設定を行いたいメールアカウントをクリックします。
29_manual03a_01
選択したメールアカウントの画面が表示されます。
ここでは、sample@digitalink.ne.jpを例に説明します。
「ツール」の「転送」アイコンをクリックします。
30_manual03a_02
メール転送画面が表示されます。
「転送」のチェックボックスにチェックを入れ、「転送先アドレス」を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
31_manual03a_03
上記設定内容の場合、sample@digitalink.ne.jp宛に送信されたメールは、以下のメールアドレスに配信されます。
sample@digitalink.ne.jp(転送元)→ info@startia.com(転送先)
転送元でメール受信を行っていない場合、届いたメールがメールボックスに貯まり続けてしまい、
いずれは容量が超過してしまいます。これを防ぐために、転送元アカウントのメールボックスを「オフ」に設定してください。
メールボックスを「オフ」にしておくと、転送元アカウント宛に送られたメールは転送元には届かず、転送先にのみメール配信されます。
 
 
メールボックスの設定を「オフ」にする


「メール」の「メールアカウント」アイコンをクリックします。
メールアカウントの画面が表示されます。
メールボックスを「オフ」にしたいメールアカウントをクリックします。
32_manual03a_04
選択したメールアカウントの画面が表示されます。
「メールボックス」アイコンをクリックします。
33_manual03a_05
「メールボックス」項目のチェックをはずし、[OK]ボタンをクリックします。
34_manual03a_06

メールグループの設定(複数転送)

メールグループ


メールグループは、一度に2つ以上のメールアドレス宛にメールを転送するときに使用します。グループメンバはお客様ドメインのアカウント、または外部メールアドレスのどちらでもかまいません。
ドメイン管理者としてサイト管理画面にログイン後、「メール」の「メールアカウント」アイコンをクリックします。
メールアカウント画面が表示されます。
メールグループを設定したいメールアカウントをクリックします。
35_manual03_29
選択したメールアカウントの画面が表示されます。
ここでは、sample@digitalink.ne.jpを例に説明します。
「メールグループ」アイコンをクリックします。
36_manual03_30
メールグループメンバの追加画面が表示されます。
「新しいメンバの追加」をクリックします。
37_manual03_31
メールグループメンバの追加画面が表示されます。
外部のメールアドレスを転送先に登録する場合は、点線で囲まれた入力欄にメールアドレスを入力します。(外部メールアドレスの登録は1件毎になります。)
ドメインのアカウントの場合は、枠線で囲まれたチェックボックスにチェックを入れます。
38_manual03_31_2
入力が終わったら、[OK]ボタンをクリックします。
メールグループ画面が表示されます。
「スイッチオン」アイコンをクリックします。
39_manual03_39
前記設定内容の場合、 sample@digitalink.ne.jp宛に送信されたメールは、以下の 3 メールアドレスに配信されます。
sample@digitalink.ne.jp(転送元)
tanaka@digitalink.ne.jp(転送先)
yamamoto@digitalink.ne.jp(転送先)
info@startia.com(外部転送先)
転送元でメール受信を行っていない場合は、届いたメールがメールボックスにたまり続けてしまい、いずれは容量が超過してしまいます。これを防ぐために、転送元アカウントのメールボックスを「オフ」に設定してください。
メールボックスを「オフ」にしておくと、転送元アカウント宛に送られたメールは転送元には届かず、転送先にのみメール配信されます。
メールボックスをオフにする方法については、「メールボックスの設定を「オフ」にする」を参照してください。

転送元でメール受信を行っていない場合のみ設定してください。

 
 
グループ


グループでは、メールグル ープのメンバを管理(追加 / 削除)することができます。
ドメイン管理者としてサイト管理画面にログイン後、「メール」の「メールアカウント」アイコンをクリックします。
メールアカウント画面が表示されます。
メールグループを設定したいメールアカウントをクリックします。
40_manual03_40
選択したメールアカウントの画面が表示されます。
「ツール」の「グループ」アイコンをクリックします。
41_manual03_41
追加および削除の設定をします。
登録されているメールグループから削除するには、「以下のメールグループのメンバ」から該当のメールグループを選択し、[削除]ボタンをクリックしてください。
利用可能なメールグループがある場合は、「利用可能なメールグループ」から該当のメールグループを選択し、[追加]ボタンをクリックすると、追加することができます。
42_manual03_42
設定が終わったら、[OK]ボタンをクリックします。 これで完了です。

メーリングリストの設定

メーリングリストを設定します。
ドメイン管理者としてサイト管理画面にログイン後、「メール」の「メーリングリスト」アイコンをクリックします。
43_manual03_43
メーリングリスト画面が表示されます。
「ツール」の「新しいメーリングリストの追加」アイコンをクリックします。
43_manual03_43
メーリングリスト作成画面が表示されます。
必要項目を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
45_manual03_45

項目 内容
メーリングリスト名 メーリングリスト名を入力します。(使用できる文字:半角英数小文字)
パスワード パスワードを入力します。
パスワードの確認 確認のためもう一度上記のパスワードを入力します。(メーリングリスト名と同じ文字列を含まない、5文字以上の半角英数字のみ)
メーリングリスト管理者のメールアドレス メーリングリスト管理者のメールアドレスを入力します。
メーリングリスト作成を管理者に通知する チェックを入れると、メーリングリスト作成を上記のメールアドレスへ通知することができます。

 
「ツール」の「新しいメーリングリストの追加」アイコンをクリックします。
46_manual03_46
新しいメンバを追加する画面が表示されます。
メンバのメールアドレスを入力し、[OK]ボタンをクリックします。 (メールアドレスの登録は1件毎になります。)
47_manual03_47
メンバが追加されます。
48_manual03_48

SPAMフィルタの設定

完全に不要なメールを遮断することは困難ですが、SPAMフィルタの設定をすることによって、対策にかかる作業時間や負担を軽減することができます。
ドメイン管理者としてサイト管理画面にログイン後、「メール」の「メーリングリスト」アイコンをクリックします。
49_manual03_49
メールアカウント画面が表示されます。
SPAMフィルタを設定したいメールアカウントをクリックします。
50_manual03_50
選択したメールアカウントの画面が表示されます。
「ツール」の「SPAMフィルタ」アイコンをクリックします。
51_manual03_51
ご希望の設定を行い、[OK]ボタンをクリックします。
52_manual03_52

タブ名 内容
プリファレンス スパム判断のスコア値やスパムと判断されたメールの処理方法を設定します。
スコア値が大きいほど、判定基準は緩和されます。
ブラックリスト 自動的にスパムとして認識されるメールアドレスを設定します。
完全なメールアドレス、またはワイルドカード(*)を使ったパターン(例:*@hoge.comと記入した場合、hoge.comドメインからのすべてのメールが対象となります)での設定ができます。
ホワイトリスト 自動的に安全として認識されるメールアドレスを設定します。
完全なメールアドレス、またはワイルドカード(*)を使ったパターンでの設定ができます。
トレーニング 実際に受信したEメールをもとに、SPAMフィルタに学習させることができます。
学習をさせるには、お使いのメールソフトでサーバにメールのコピーを残す設定をすることが必要です。

 

WEBメールの利用

ATWインターネットサービスでは、Webブラウザからログインしてメールの送受信ができる、便利なWebメール機能を搭載しています。
例えば、普段お使いのメールソフトでメールが詰まってしまったとき、サーバ上のメールボックスに直接アクセスして不具合の原因となるメールを削除したり、外出先のインターネットカフェなど、自分のメールソフトがインストールされていない環境でもメールのやりとりができます。
Webメールへのログイン


以下のアカウント情報を例として、説明します。
ドメイン名:digitalink.ne.jp
メールアカウント名:sample@digitalink.ne.jp
ブラウザのアドレスバーに、「webmail.ドメイン名」の形式で入力してアクセスします。
入力例:http://webmail.digitalink.ne.jp
Webメールのログイン画面が表示されます。
53_manual03_53

項目 内容
ユーザ名 メールアカウント名を入力します。
パスワード 上記メールアカウントのパスワードを入力します。

 
 
Webメールの操作


Webメールにログイン後、左側のメニューからメール作成や送受信など、メールソフトと同様の操作を行うことができます。

Webメールのご使用後は、必ずログアウトしてください。

 
54_manual03_54

メールアカウントのパスワード再設定

セキュリティ上の理由や、ご利用のメールアカウントのパスワードが分からなくなってしまった場合、サイト管理画面から各メールアカウントのパスワードを再設定することができます。
サイト管理画面にログイン後、「メール」の「メールアカウント」アイコンをクリックします。
メールアカウント画面が表示されます。
パスワードを再設定したいメールアカウントをクリックします。
55_manual03_55
選択したメールアカウントの画面が表示されます。
「ツール」の「プリファレンス」アイコンをクリックします。
56_manual03_56
「新しいパスワード」欄に新しく設定したいパスワードを入力し、
確認のためその下の「パスワードの確認」欄にも同じパスワードを入力し、
最後に[OK]ボタンをクリックします。
57_manual03_57

パスワードは、メールアカウント名と同じ文字列を含まない、5文字以上のパスワードを設定してください。
お使いのメールソフトで、上記パスワード再設定を行った該当アカウントのパスワードを、再設定後のパスワードに変更し、メール送受信が行えることを確認してください。