Q.Gmail 宛に送信・転送したメールがエラーとなる

現在、以下対象サーバプランにご契約中のお客様より
Gmail 宛に送信・転送したメールがエラーとなる旨のお問い合わせを多くいただいております。
 

◆対象サーバプラン

  • T-01/T-02
  • 専用ミニ/専用ライト/専用スタンダード
 

◆エラーメールの例

This is the mail system at host *****.digitalink.ne.jp.

I'm sorry to have to inform you that your message could not be delivered to one or more recipients. It's attached below.

For further assistance, please send mail to postmaster.

If you do so, please include this problem report. You can delete your own text from the attached returned message.

                   The mail system

<*****@gmail.com> (expanded from <****@*****.digitalink.ne.jp>): host
    gmail-smtp-in.l.google.com[XXX.XXX.XXX.XXX] said: 550-5.7.1 [XXX.XXX.XXX.XXX
    12] Our system has detected that this message is 550-5.7.1 likely
    unsolicited mail. To reduce the amount of spam sent to Gmail, 550-5.7.1
    this message has been blocked. Please visit 550-5.7.1
    https://support.google.com/mail/?p=UnsolicitedMessageError 550 5.7.1  for
    more information. i9-20020a17090acf8900b002266735a4b8si436222pju.81 - gsmtp
    (in reply to end of DATA command)
こちらは Gmail 側のセキュリティが強化されたことにより発生しているエラーとなります。
 
具体的には、送信元ドメインの DNS に SPF レコード(TXTレコード)の設定がない場合に
Gmail 側で「迷惑メール(なりすまし)」と判断し、送信されたメールを受信拒否している模様です。
 
対応として、送信元ドメインの DNS に TXT レコードの設定を実施することにより、
Gmail へ送信を行うことが可能となります。
 

◆TXTレコードの例

example.jp.        IN    TXT    "v=spf1 +ip4:XXX.XXX.XXX.XXX ~all"
 

※ 注意 ※

Gmail へ転送する場合、送信元ドメインの DNS に TXT レコードの設定がされていても
対象プランのサーバでは From(差出人) を変更せずに転送を行う仕様となるため、
なりすましと判断され、拒否される場合がございます。
現在の最新サーバプランのサーバは、転送時に From の変更を行い転送を行う仕様となりますので、
今回の事象を解消できる可能性がございます。
 
そのため、Gmail 宛に転送を行われているようでしたら
新しいサーバプランへのプラン変更を推奨いたします。
 
新プランにつきましては、以下 URL をご参考ください。
 
▼共用サーバ
https://www.atw.jp/share/
 
▼専用サーバ
https://www.atw.jp/private/